9日は米NYダウが151.69ドル安の34879.38、ナスダック総合指数が38.38pt安の15248.25と下げたが、シカゴ日経225先物が大阪日中比145円高の29945円と堅調だった。10日早朝の為替は1ドル=109.70-80円(昨日午後3時は110.24円)。本日の東京市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇を背景に東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの半導体関連株が堅調が想定される。また、前日は利益確定売りが目立ったレーザーテック<6920>の動向にも注目。日経平均など指数がしっかりな中、ダイキン<6367>などの値がさ株も底堅い動きとなりそうだ。個別では、SBIHD<8473>が買収を発表した新生銀行<8303>はTOB価格が2000円と本日の制限値幅を超えるため、大引けまでのストップ高買い気配が予想される。そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアスクル<2678>、飯田GHD<3291>、旭化成<3407>、ブリヂストン<5108>、アズビル<6845>、DMG森精機<6141>、前田工繊<7821>、バンナムHD<7832>、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、東エレクなどに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アスクルやブリヂストンなどに注目