NY外為市場ではユーロが軟調に推移した。欧州中央銀行(ECB)は9日に定例理事会の開催を予定している。ECBは低金利を維持するとともにパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の縮小開始を発表するとの見方が強まりつつある。同時に、ラガルド総裁は慎重な姿勢を維持するとの見方も根強い。また、ハト派サプライズの可能性を指摘するストラティジストもいる。

ユーロ・ドルは1.1830ドルから1.1802ドルまで下落。ユーロ・円は130円22銭から130円40銭の安値圏でもみ合った。ユーロ・ポンドは0.8601ポンドまで上昇も買い続かず0.8585ポンドまで反落している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ軟調、ECB理事会控え、ハト派サプライズの可能性も