25日午前の東京市場でドル・円は111円に接近する場面もあったが、その後は失速。節目付近の売りが厚く、上値の重さを嫌気した売りがドルを下押しした。半面、日経平均株価は29000円台を回復しており、株高を好感した円売りがドルをサポートする。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円85銭から110円98銭、ユーロ・円は132円24銭から132円46銭、ユーロ・ドルは1.1927ドルから1.1945ドル。

【要人発言】
・バーキン米リッチモンド連銀総裁
「真の完全雇用はまだ先」
「インフレ上昇について、現在置かれているのは一時的な局面」

【経済指標】
・NZ・5月貿易収支:+4.69億NZドル(4月:+4.14億NZドル←+3.88億NZドル)
・日・6月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く) :前年比0.0%(予想:-0.1%、5月:-0.2%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上げ渋り、111円手前で売り