本日のマザーズ先物は続落が予想される。1日の米国市場は。新型コロナワクチンの普及による経済活動の正常化期待で寄り付き後、上昇。米CDCによると、アメリカの成人で、ワクチンを少なくとも1回接種した人は5割を超えている。景気敏感株が買われたほか、原油価格の上昇を受けて、エネルギー株も好調だった。ダウは一時、最高値を上回ったが、高値圏では利益確定の売りも強く、上値が重い。ナスダックは長期金利が一時、上昇したことが嫌気され、小幅安となった。本日のマザーズ先物は、米ナスダックやナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国内では勤怠管理クラウドを手掛けるドーナツ社がクラウド会計ソフトのビズソフトを子会社すると日本経済新聞が報じている。この報道により今後の競争激化を懸念し、フリー<4478>やマネーフォワード<3994>などクラウド関連銘柄が相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは、5日線を昨日に割り込みしたことで、目先の調整が懸念される。本日の上値のメドは1180.0pt、下値のメドは1186.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続落、5日線割れで目先の調整懸念