27日の米国市場では、NYダウが141.59ドル高の34464.64、ナスダック総合指数が1.72pt安の13736.28、シカゴ日経225先物が大阪日中比320円高の28850。28日早朝の為替は1ドル=109.85円(昨日午後3時は109.07円。本日の東京市場では、米10年債券利回りと米ダウの上昇から三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>など大手銀行株の値上がりが予想される。また、1ドル=110円に迫る円安からトヨタ<7203>、ホンダ<7267>にも資金が向かおう。昨日大引けでMSCI指数の定期銘柄見直しに伴うリバランス売りに押されたソフトバンクG<9984>の反発が予想され、アク抜け感の広がりとともにファーストリテイリング<9983>や東エレク<8035>、エムスリー<2413>といった指数構成比の大きい銘柄に買いが波及しそうだ。昨日大引け後に2021年4月期の予想経常利益を上方修正したアインHD<9627>や自社株買い枠設定を発表したBEENOS<3328>も買われそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された味の素<2802>、トヨタ紡織<3116>、東レ<3402>、王子HD<3861>、アステラス薬<4503>、関西ペイント<4613>、AGC<5201>、TOTO<5332>、日本製鉄<5401>、LIXIL<5938>、荏原製作所<6361>、ツバキナカシマ<
6464>、ダイヘン<6622>、富士通<6702>、EIZO<6737>、堀場製作所<6856>、レーザーテック<6920>などに注目。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:味の素やトヨタ紡織などに注目