日本時間27日午後11時に発表された米・4月中古住宅販売成約指数は予想を下回り、前月比-4.4%となった。

 発表後、ドル・円は109円45銭から109円52銭で推移、ユーロ・ドルは1.2192ドルから1.2197ドルで推移しており、限定的ながらドル売りになっているもよう。

 その前に発表された米国の週次新規失業保険申請件数、4月耐久財受注速報値、1-3月期GDP改定値は強弱まちまちの結果だった。だが、「バイデン米大統領がインフラ拡充に6兆ドルの予算提案へ」との報道が長期金利の上昇につながったとみられ、ドル買いが優勢になっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【市場反応】米・4月中古住宅販売成約指数