25日午前の東京市場でドル・円は、108円70銭台で推移。米国国務省が日本への渡航中止勧告を発出したことに対する市場反応はこれまでのところ限定的。ドル・円は一時108円68銭まで下げたが、日経平均は175円高で推移しており、リスク回避に絡んだ取引は増えていない。ここまでの取引レンジは、ドル・円が108円68銭から108円86銭、ユーロ・円は132円82銭から132円99銭で推移、ユーロ・ドルは1.2212ドルから1.2230ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値66.14ドル 安値65.94ドル 直近65.96ドル

【売買要因】
・米国のインフレ進行懸念は後退
・米国国務省は日本への渡航中止を勧告
・米国の大規模金融緩和策は長期間維持される見込み

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円68銭まで弱含みも株高持続で下げ渋る