本日のマザーズ先物は反発が予想される。6日の米国市場は、週次失業保険申請件数が前週から予想以上に減少したため労働市場や景気回復期待に、寄り付き後、上昇。バイデン政権によるコロナワクチン特許除外を支持する方針が警戒され一時下落に転じたが、ドイツのメルケル首相が特許除外に反対姿勢を示したため、安心感から上昇に転じ、引けにかけて上げ幅を拡大した。ダウは史上最高値を更新、ナスダックは反発した。本日のマザーズ先物は米国市場でナスダックが上昇しナイトセッションが小幅高した流れを受けて反発でのスタートが予想される。南紀エアポートが現在は紙ベースの申請をNTTデータ<9613>と組みクラウド対応のデジタル化を行うと日本経済新聞が報じている。この報道により、マネーフォワード<3994>などクラウド関連銘柄が動意し、相場の下支えとなることが期待される。なお、連続ストップ安となった時価総額上位のAI inside<4488>は、値幅制限が撤廃されることで、ザラバ中に寄り付きし、下げ止まりすることが予想される。本日の上値のメドは1217.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、AI insideが値幅制限撤廃で下げ止まり