本日のマザーズ先物は反落が予想される。14日の米国市場は予想を上回った金融決算を好感し、寄り付き後、上昇した。決算シーズン開始で良好な企業決算への期待が強く、また、FRBが公表した地区連銀経済報告で全米の経済活動が緩やかなペースで加速したことが明らかになり、ダウは終日堅調に推移。長期金利の上昇でハイテク株は売られ、ナスダックは下落した。本日の新興市場は米ナスダックやナイトセッションが下落した流れを受けて反落でのスタートが予想される。国内では、公正取引委員会が企業向けクラウドサービス市場の実態調査を始めると発表したと日本経済新聞が報じている。アマゾンなど大手が調査対象となることで、新興市場の中小クラウドには、チャンスが広がる可能性があり、マネーフォワード<3994>などクラウド関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。本日の上値のメドは1230.0pt、下値のメドは1160.0ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反落、クラウド関連が下支え