日経平均は144円高(9時15分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場だが、寄付き段階では買いが先行した。日本のワクチン普及は他の先進国に比べ遅れているものの、米国や英国でのワクチン普及による世界景気の先行き楽観ムードが継続しており、株価支援要因となった。一方、国内での新型コロナ感染拡大が懸念され、株価の重しとなったことに加え、今後本格化する国内企業決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は144円高、寄り後堅調