午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円60銭近辺で推移。経済産業省は、アプリや商品のネット販売などの巨大IT企業の対象企業の発表を行った。対象となるのは、アマゾンジャパン、楽天<4755>グループ、ZHD<4689>傘下のヤフー、米グーグル、アップルのサイト運営会社のitunes社の5社となる。対象となることで、取引条件の開示や変更時の事前通知が義務付けとなる。

一方、東京株式市場は日経平均が347.02円高と寄り付きから上げ幅を拡大している。米マイクロンの好決算や同社によるキオクシアの買収報道などで、半導体関連銘柄物色の流れが強まり、上げ幅を拡大しているようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が237円高と寄り付きから上げ幅を拡大していることも相場を下支えしているようだ。なお、ファーストリテイリング<9983>は180円高と小動きにとどまっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円60銭近辺、経産省巨大IT規制企業を公表