午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円60銭台で推移。中国国家統計局が発表した3月の製造業PMIは前月比1.3ポイント増の51.9どなり、市場予想の51.0を上回った。春節で停止していた工場の再開が寄与したもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が215.76円安と寄り付きから下げ幅を拡大している。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が寄り付きから下げ幅を拡大し、1170円安で42円安のマイナス寄与度となっていることが、相場の重しとなっているようだ。また、KDDI<9433>が97円安となり20円のマイナス寄与度となっているなど、時価総額上位の銘柄の下げが目立つ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円60銭台、中国3月の製造業PMIは市場予想上回る