午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭近辺で推移。投資会社アルケゴスのマージンコールにより先週末から巨額のブロック取引が話題になっているが、3月29日も巨額のブロック取引が行われたとブルームバーグが報じている。21.4億ドル相当のブロック取引がウェルズファーゴにより実行されたもよう。また、モルガンスタンレーも5億ドルの取引を行ったとしている。

一方、東京株式市場は日経平均が15.36円安で午前の取引を終了した。配当権利落ちで178円程度のマイナス寄与度となっていることから、実質の日経平均はプラス圏での推移となっているようだ。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が2750円高となり指数に99円のプラスの寄与度となっていることが相場を下支えしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円90銭近辺、日経平均は実質プラス圏、アルケゴス関連、29日もブロック取引継続