本日のマザーズ先物は反発が予想される。24日の米国市場はドイツが復活祭前後のロックダウン強化計画を撤回し欧州の回復遅延への懸念が後退したほか、原油価格の上昇が好感され、寄り付き後、上昇した。パウエルFRB議長やイエレン財務長官が上院証言で、景気回復には依然支援が必要との見方を示しダウは上げ幅を拡大。しかし、イエレン長官がバイデン政権の増税計画を再確認したほか民主党内で保守寄り議員が増税計画支持を表明すると、引けにかけて、下落に転じ、ハイテク株から景気循環株への移行が続き、ナスダックは大幅続落した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが大幅安したものの、ナイトセッションがプラスで終了した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。中国のネット大手のテンセントは、ゲームなどが好調に推移し純利益が前年同期比71%増と発表している。このことを受けて、ブシロード<
7803>などゲーム関連株が堅調に推移し相場を下支えすることが期待される。本日の上値のメドは1201.0pt、下値のメドは1110.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、ゲーム関連株が下支えか