午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円50銭台で推移。1月の日銀金融政策決定会合で、ある委員からイールドカードコントロールで、過度なフラット化の回避や必要な時にちゅうちょなく金利を引き下げる工夫が無いか検討すべきという意見が出ていたことが、本日発表の日銀議事録要旨で判明したとロイターが報じている。また、ある委員は大きなショックが発生した場合には、大規模な買い入れを行える工夫がないか検討に値するとの意見も示されたもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が318.60円と寄り付きから弱含みしている。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1780円安で64円のマイナス寄与度、ソフトバンクG<9984>が228円で49円のマイナス寄与度となり、相場の重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円50銭台、日銀要旨、大規模な買入の工夫を検討