週明け25日の米国市場では、NYダウが36.98ドル安の30960.00と緩んだが、ナスダック総合指数は92.93pt高の13635.99と史上最高値を更新し、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円高の28825と小幅高。26日早朝の為替は1ドル=103.70-80円(昨日大引け時は103.71円付近)。本日の東京市場では、米ナスダック指数の高値追いを背景に電子部品セクター全般の強気が予想され、昨日大引け後に2021年3月期の営業利益を上方修正し、500億円の自社株買い枠設定を発表した日本電産<6594>の大幅高が予想され、東エレク<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども値上がりが期待される。一方、東京都が25日発表した新型コロナ感染者は618人と今年最少だったことから、政府による緊急事態宣言延長に対する警戒感が後退し、JR東日本<9020>、JAL<9201>、OLC<4661>なども買いを集めよう。昨日大引け後の情報開示銘柄では、業績や配当予想を引き上げたコーエーテクモ<3635>、東映アニメ<4816>、インソース<6200>、山洋電気<6516>、日本電産<6594>、キヤノン電子<7739>などの値上がりが予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアサヒ<2502>、ネクステージ<3186>、東ソー<4042>、協和キリン<4151>、Zホールディングス<4689>、出光興産<5019>、技研製作所<6289>、KOA<6999>、良品計画<7453>、あおぞら銀<8304>、三住トラスト<8309>、イオンフィナンシャルサービス<8570>、NTT<9432>、KDDI<9433>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アサヒやネクステージなどに注目