7日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円52銭へ弱含んだのち103円96銭まで上昇し引けた。米11月貿易赤字が拡大し2006年来で最大となったため一時ドルが弱含んだが、予想を上回った12月ISM非製造業景況指数、民主党主導の政権・議会における財政拡大政策を期待した債券利回りの急伸に伴うドル買いが加速した。

ユーロ・ドルは1.2283ドルへ強含んだのち1.2247ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は127円05銭から127円49銭まで上昇。米議会がバイデン氏の大統領選勝利を確定し政局不安が後退したためリスク選好の円売りが優勢となった。

  
ポンド・ドルは1.3613ドルから1.3533ドルまで下落。

ドル・スイスは0.8821フランへ弱含んだのち、0.8861フランまで上昇した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:78.7万件(予想:80.0万件、前回:79万件←78.7万件)・米・失業保険継続受給者数:507.2万人(予想:520.0万人、前回:519.8万人←521.9万人)・米・11月貿易収支:‐681億ドル(予想:-673億ドル、10月:-631億ドル)・米・12月ISM非製造業景況指数:57.2(予想:54.5、11月:55.9) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 1月7日のNY為替概況