本日のマザーズ先物は続伸が予想される。23日の米国市場は経済指標が、強弱まちまちの結果ながら追加経済対策の成立期待や銀行株の上昇に支えられ寄り付き後上昇した。しかし、トランプ大統領が議会承認の追加経済対策法案で拒否権を発動する可能性に言及したため上値が抑制。引けにかけて、大統領が国防法案に拒否権を発動すると上げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックは下落したものの、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。徳島規制改革会議は、行政の電子化1年前倒しを柱とした提言をまとめたと日本経済新聞が報じている。地方自治体でも電子化の流れが加速していることで、AIinside<4488>など電子化関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは5日線を試す展開で、上昇後は25日線に接近することを期待したい。本日の上値のメドは1182.0pt、下値のメドは1100.0ptとする。
<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、電子化関連銘柄が下支え