NY外為市場ではフラン売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8838フランへ弱含んだのち、0.8868フランまで上昇。ユーロ・スイスは1.0768フランへ軟化後、1.0807フランまで上昇、7日来の高値を更新した。スイス円は116円75銭から117円11銭のレンジで上下に振れた。

米財務省が公表した為替報告書の中で、ベトナムに加え、スイスを為替操作国と認定したため一時フラン買いが強まった。しかし、これに対し、スイス国立銀行(SNB)は声明を発表し、「為替操作に携わっていない」と反論。低インフレへの対処として為替市場でさらに積極的なフラン高是正介入を継続する意向であるとの方針を表明したためフラン売りが強まった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:スイスフラン下落、SNBは介入継続の意向、米財務省による為替操作国認定も