東京外為市場でドル・円は1ドル=104円近辺で推移。米共和、米民主党の交渉担当者は、追加経済対策の合意にかんして、法案可決期限を延長する方向とブルームバーグが報じている。9080億ドルの経済対策案は、地方自治体向けの支援やコロナ関連の賠償請求から企業を守る免責条項をめぐる協議で妥結できておらず、協議の進展が遅れている。


一方、東京株式市場は日経平均が72円安で午前の取引を終了した。政府が発表した経済対策73兆円が相場を下支えしているとの見方もあるが、米国の追加経済対策への不透明感が上値を重くし、戻りを限定的にしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル104円近辺、日経平均は小安い、米経済対策協議が遅延