25日の東京市場で、ドル・円は104円50銭近辺で推移。日経平均は一時540円高となっており、株高は持続しているが、ドル・円は104円50銭台で推移しており、株高を意識したドル買いは増えていないようだ。ただ、仲値時点のドル需要はやや多めとみられており、目先的にドルは104円40銭台で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円43銭から104円55銭、ユーロ・ドルは、1.1890ドルから1.1902ドル、ユーロ・円は、124円19銭から124円37銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米国経済の本格的な再開への期待で長期金利は高止まりの可能性
・米政権交代への移行作業開始

・NY原油先物(時間外取引):高値44.86ドル 安値44.74ドル 直近値44.79ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高持続の影響は限定的か