19日午前の東京市場でドル・円は103円80銭台で推移。米国株安を意識した円買いは一巡しつつあるが、国内におけるウイルス感染拡大を警戒してリスク選好的な取引は抑制されているようだ。日経平均は122円安で推移しており、下げ幅拡大を警戒してリスク選好的な為替取引は引き続き抑制される可能性がある。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円74銭から103円98銭、ユーロ・ドルは1.1832ドルから1.1860ドル、ユーロ・円は122円89銭から123円14銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:日経平均の下げ幅拡大を警戒してドル・円は伸び悩む