13日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円91銭から104円56銭まで下落し、104円63銭で引けた。米10月生産者物価コア指数が予想以上に低下したほか、11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は予想外に低下したことを嫌気して、ドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1808ドルまで弱含んだ後、1.1837ドルまで上昇し、1.1834ドルで引けた。ウイルス感染者数の急増を嫌気したユーロ売りに押されたが、7500億ユーロ規模の復興基金への期待を受けた買いが下支えとなった。ユーロ・円は123円95銭から123円66銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3150ドルから1.3201ドルまで上昇。英国と欧州連合(EU)の通商交渉が来週も継続することになり、最終的合意を期待したポンド買いが再燃。ドル・スイスは0.9148フランから0.9126フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ミシガン大学消費者信頼感指数低下でドル弱含み