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S&P500先物 3,550.88(+50.13)
ナスダック100先物 12,326.62(+251.62)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は350ドル高。NY原油先物(WTI)は急反発し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
6日の取引で主要3指数は高安まちまち。S&Pとナスダックは小幅高となったが、ダウは5日ぶりの下げに転じ、66ドル安の28323ドルで取引を終えた。この日発表された雇用統計は非農業部門雇用者数が前回を下回った半面、失業率の低下で減速懸念はいったん後退。また、大統領選の集計作業でバイデン民主党候補の勝利に傾き、思惑通りの結果に近づいたことで安心の買いが入った。ただ、共和党のトランプ氏は法廷闘争の構えをみせ、週末を控え利益確定売りが強まった。
本日は堅調地合いが予想される。大統領選の集計作業でバイデン氏がペンシルバニア州などを制し、週末に勝利宣言。開票作業はまだ続きトランプ氏は法廷闘争の方針を変えていないが、選挙人の過半数を獲得したバイデン氏の勝利は確定的で買い安心感が広がりやすい。中国や欧州との通商摩擦の懸念も遠のき、目先は世界的な株高が続く見通し。一方、大統領選の通過で今後は新型コロナウイルスのまん延がテーマになる可能性から、制限措置の強化が意識されれば買いを抑制しそうだ。
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