23日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円65銭から104円88銭まで上昇して引けた。米国の10月製造業PMI、サービス業PMI速報値の改善を好感しドル買いが強まったが、ムニューシン米財務長官が米追加経済対策を巡りペロシ議長による妥協がなく、いまだに著しい相違が残るとしたため早期合意期待が後退し伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.1825ドルまで下落後、1.1862ドルへ上昇して引けた。。

ユーロ・円は123円97銭まで下落後、124円23銭まで上昇。

  
ポンド・ドルは1.3122ドルまで上昇後、1.3019ドルまで反落。英国と欧州連合(EU)の離脱を巡る通商交渉で主要問題である漁業権問題でフランスが妥協する用意があると報じられたため合意期待にポンド買いが強まった。ただ、高値からは根強い英中銀の追加緩和観測を受けたポンド売りに押された。


  ドル・スイスは0.9034フランまで下落後、0.9070フランへ反発した。

  
  [経済指標]・米・10月製造業PMI速報値:53.3(予想:53.5、9月:53.2)・米・10月サービス業PMI速報値:56(予想:54.6、9月:54.6)・米・10月総合PMI速報値:55.5(9月:54.3)


 
 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月23日のNY為替概況