14日午前の東京市場でドル・円は105円40銭台で推移。複数のリスク要因が存在しており、欧米経済の先行き不安は消えていないことから、リスク選好的な円売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。106円近辺には一部投資家のドル売り興味が引き続き残されているようだ。仲値時点のドル需要は通常並みとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円46銭から105円52銭、ユーロ・ドルは1.1738ドルから1.1748ドル、ユーロ・円は123円83銭から123円94銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米追加経済救済策成立の可能性残る
・米大統領のウイルス感染からの早期回復

・NY原油先物(時間外取引):高値40.22ドル 安値40.09ドル 直近値40.05ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:リスク選好的な円売り拡大の可能性低い