本日のマザーズ先物は続伸が予想される。2日の米国市場はダウが454.84ドル高の29100.50ドル、ナスダックは116.766ポイント高の12056.443ポイントとなった。8月ADP雇用統計が予想を下回ったものの、7月耐久財受注改定値や7月製造業受注が予想を上回り上昇して寄り付いた。さらに、FRBが公表した地区連銀経済報告でペースは緩慢ながら全米の経済活動の拡大継続が確認されると、パンデミックからの回復を期待から、引けにかけ上げ幅を拡大した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。本日のマザーズ先物は、好調な米国市場や上昇したナイトセッションの流れを引き継ぎ続伸が予想される。米大統領選挙でバイデン氏がネット広告費を急増させており、今後は日本でもネット広告に対する需要が高まるとの見方から、マザーズ市場でもネット広告関連銘柄が動意することが期待される。また、日本経済新聞が日立グループなどを顧客に持つクラウド会社の米オクタが日本に本格参入と報じており、企業のクラウド導入が本格化するとの見方から、時価総額上位のフリー<4478>などクラウド関連銘柄がマザーズ先物に寄与することが期待されよう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、クラウド関連やネット広告関連が下支え