20日の日経平均は反落した。ローソク足は陰線を引き、昨日に続いてザラ場高値が5日線に届かなかった。5日線が本日下向きに転じたこともあり、短期的な調整圧力の増大が窺える。ただ、25日線は上向きをキープし、日足の一目均衡表の転換線と基準線がともに横ばいを続けてもみ合い継続を示唆しているため、直近の下落は短期的なボックス下限を探る動きとみられる。ボリンジャーバンド(25日ベース)では終値が+1σと中心線のほぼ中間まで下降し、8月14日高値の+3σ接近を直近ピークとする下降トレンドが鮮明になっており、一旦中心線付近までの調整圧力が明日以降の株価の上値を抑えよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、連日の5日線割れ