NY外為市場でドルは続落した。米4−6月期国内総生産(GDP)が過去最大の落ちこみを記録したほか、週次失業保険申請件数が2週連続で増加したため米連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり緩和策を維持するとの見方が強まった。

ユーロ・ドルは1.1742ドルから1.1810ドルまで上昇し2018年5月以降2年ぶり高値を更新。ドル・円は105円28銭から104円91銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3004ドルから1.3064ドルまで上昇し3月来の高値を更新。ドル・スイスは0.9111フランまで下落し2015年5月以降5年ぶり安値を更新した。

ダウ平均株価は一時500ドル超下げた。米10年債利回りは0.56%から0.54%まで低下した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続落、過去最悪の米Q2GDPや失業保険申請件数の増加を嫌気