27日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の948.0ptと反発して終了した。高値948.0pt、安値は916.0pt。取引高は8457枚。

本日のマザーズ先物は、時間外取引での米国株価指数先物が切り返し上伸したことなどから買い戻しの動きが強まった。朝方はこのところの急ピッチの上昇に対する反動から利益確定売りが先行して始まり、マザーズ先物は一時前日比24.0pt安の916.0ptまで値を下げる場面もあった。しかし、国内景気の回復期待は根強い上、日経平均もコロナ暴落の戻り高値を更新し、朝方に軟調に推移していた米国株価指数先物が切り返し、3ケタの上昇を演じているため、市場では「外部環境の好調さを背景に押し目を拾う動きが強まった」との声が聞かれ、朝方の売りが一巡した後は出直っていた。市場では「緊急事態宣言の解除による国内経済の正常化への期待は根強く、戻り待ちの売りを吸収しながら、堅調展開が続こう」との声が聞かれていた。本日のマザーズ市場では、小中高校向けにオンラインでの講演を開始するアディッシュ<7093>が前日比700円(+23.10%)高の3730円とストップ高まで買われ、ブランディング<7067>、リファインバース<6531>、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、和心<9271>も制限値幅いっぱいまで買い進まれた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反発、時間外での米株先物高などで買い戻し