TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:6058円(前日日中取引終値比↓4円)

・想定レンジ:上限7000円-下限6025円

21日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は堅調ながらも上値は重そうだ。前日の米株式市場では、4月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨において参加者が追加緩和の検討で一致していたことなどを好感して、ハイテク株主導で大幅高となっている。これを受けて日経平均株価は本日も戻り高値を更新してきそうで、市場のリスクセンチメントは一層強気に傾いてくると思われる。そのため、節目の6000円を突破したことによる一服感もあるなか、安全資産である金先物は上値の重い展開を余儀なくされそうだ。為替が1ドル=107円50銭前後と昨日よりもやや円高気味なことも重し要因となろう。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:堅調もこう着感か、米株高など追い風に一層のリスクオンムード