14日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円86銭まで下落後、107円37銭まで上昇して107円23銭で引けた。トランプ大統領が中国と断交も検討していることを明らかにすると米中関係悪化懸念が強まったほか、米週次新規失業保険申請件数が予想を上回り過去8週間で3600万件に達し景気への懸念にドル売り・円買いが優勢となった。その後、トランプ大統領がウイルス対策で第4弾救済策も検討する可能性があるとの発言を受けた期待感やウイルス感染拡大ペースの鈍化、一段の経済の活動再開が明らかになるとドル買い・円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは1.0775ドルから1.0816ドルまで上昇して1.0803ドルで引けた。ユーロ・円は115円33銭から115円93銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2166ドルから1.2233ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9755フランから0.9714フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米追加経済支援や経済活動再開への期待広がる