スクエニHD<9684>は2020年3月期の業績予想の修正を発表。売上高については、「ファイナルファンタジー VII リメイク」の発売時期を延期したことを主な要因として、前回予想を下回る見込み。利益については、コンテンツ制作勘定に係る評価減を計上した一方、MMOにおける多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ販売と課金会員者数増による貢献利益、「ドラゴンクエストウォーク」の好調、出版事業におけるマンガアプリ「マンガUP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売増加等の要因により、営業利益は240億円から327億円に上方修正するなど、各利益は前回予想を上回る見込み。