TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5877円(前日日中取引終値比↑20円)

・想定レンジ:5825円-5900円

12日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は小動きとなりそうだ。前週末の米国市場では、韓国での集団感染に起因する2次感染リスクが嫌気されて株式などリスク資産が売られる場面も見られたが、結果的にはハイテクやヘルスケアにも買いが入り、経済活動再開への期待に基づくリスクオンムードに大きな変化はなかった。一方、世界各国の中央銀行による空前の大規模緩和により、溢れたマネーが安全資産である金にも漏れ込んでいる。2次感染リスクなども完全には拭えないなか金への需要も引き続き底堅いとみる。総じて狭いレンジでの小動きを強いられそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:小動き、リスクオン優勢は不変だが大規模緩和で金にも資金流入