TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5862円(前日日中取引終値比↑92円)

・想定レンジ:5800円-5925円

8日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は小動きとなりそうだ。前日の米国市場では、ハイテク株を中心に米国主要企業の決算が好感され買いが先行。また、トランプ大統領が合意打ち切りを警告していた米中貿易協議が、早ければ来週にも電話会談が実施されることが報じられNYダウなどは大きく上昇した。こうしたリスクオンムードが強まる中でも、直近軟調地合いが続いていた金先物は昨日25日線を割り込む水準まで調整していたこともあり、ナイトセッションの間は上昇していた。ただ、自律反発の域を出ず、日中取引においては日経平均など主要株価指数の堅調な動きが予想されるなか、ナイトセッション終値を挟んだ水準でこう着感を強めそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:小動き、米株高を背景とした株式強含みで金はこう着感