TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5831円(前日日中取引終値比↓97円)

・推移レンジ:5817円-5888円

28日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落した。祝日前であることに加え、本格化する企業決算や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする思惑もあって本日の東京市場では主要株価指数の上値は重かった。それでも、米国や欧州の一部で経済活動が再開されたことなどが好感されて前日の米国市場で株価指数が揃って上昇していたこともあり、市場心理は悪くなかったようだ。そのため、マザーズ指数などの中小型株は引き続き堅調であり、こうしたリスクセンチメントが堅調な中、1ドル=107円20銭台のやや円高基調も相まって東京金先物金は軟調な展開を強いられた。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金概況:下落、経済活動の再開や新規感染者数の鈍化でややリスクオンムード強まる