TOCOM金 21年2月限・夜間取引終値:5966円(前日日中取引終値比↑15円)

・想定レンジ:5923円-5995円

24日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は年初来高値圏においてこう着感を強めそうだ。前日の米国市場では、原油価格の反発などを好感し買いが先行した。ただ、週間新規失業保険申請件数や4月米製造業PMIなどの悪化した指標を受けて上げ幅を縮小。こうした景気後退懸念が強まるなか、安全資産である金へ買いが集まり、ナイトセッションの東京金先物は高値では節目の6000円目前に迫る場面をみせた。年初来高値圏にあることや心理的な節目である6000円を手前にしていることもあり、上値の重さを強いられるだろうが、大勢としては、本日の日中取引についても堅調な展開が想定される。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:高値圏でのこう着感、様子見ムード台頭か