20日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円86銭から107円61銭まで下落して107円62銭で引けた。米国の3月シカゴ連銀全米活動指数が2009年1月来で最大の落ち込みを見せたほか、NY原油先物の暴落、また、中小企業支援策を巡る追加支援で依然共和・民主の合意がまとまらず米債利回りの低下を受けたドル売りやリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0850ドルから1.0887ドルまで上昇し1.0864ドルで引けた。ドイツの一部経済再開を好感しユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は117円25銭から、116円90銭まで下落。ポンド・ドルは1.2417ドルから1.2487ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9693フランから、0.9659フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:原油先物暴落でリスクオフの動きも