NY外為市場でリスク回避の動きが強まった。ドル・円は107円82銭の高値から107円70銭へ弱含んだ。ユーロ・ドルは1.0830ドルの安値圏でもみ合い。ユーロ・円は116円90銭まで反発後、再び116円73銭へ軟化。

全米の新型ウイルスの感染被害のほぼ半数を占めるNY州が米国東部の近隣の州と連携して外出規制を5月15日まで延長すると発表。全米の主要都市での経済の活動再開が遅れることに失望し、米国株式相場の下落幅が再び拡大した。

一時プラスに回復したダウは再び下落に転じ、255ドル安で推移した。米10年債利回りは0.6%と過去最低水準付近で推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、ダウ再び下落、NY州は外出規制を5月15日まで延長