9日の米国市場ではNYダウが285.80ドル高の23719.37、ナスダック総合指数が62.67pt高の8153.58、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円安の19460円。10日早朝の為替は1ドル=108円40-50銭(昨日大引け時は108.89円付近)。本日の東京市場では、昨日大引け後に2020年2月期の営業増益決算を発表した7&iHD<3382>やローソン<2651>に買いが予想される。一方、昨日大引け後に業績予想の下方修正および減配を発表したファーストリテ<9983>は5連騰後ということもあって売りに押されよう。輸出セクターの先行指標的な存在である安川電<6506>は本日大引け後の決算発表を控えており、新型コロナウイルス流行の業績への悪影響が警戒され、買いが手控えられそうだ。その他では、投資判断や目標株価の引き上げが観測されたウエルシアHD<3141>、第一三共<4568>、ソニー<6758>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:第一三共やソニーに注目