3日の東京外為市場でドル・円は切り返し。前日海外市場のドル買いの流れを受け早朝に強含んだが、国内勢の売りで107円80銭まで弱含んだ。その後は日経平均株価の持ち直しで円買いが後退。また、ユーロ・ドルの一段安などを受け、ドルは夕方にかけて108円26銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は117円39銭から116円73銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.0864ドルから1.0793ドルまで弱含んだ。

・17時時点:ドル・円108円10-20銭、ユーロ・円116円80-90銭
・日経平均株価:始値17,951.44円、高値18,059.15円、安値17,646.50円、終値17,820.19円(前日比1.47円高)

【要人発言】
・ムニューシン米財務長官
「3490億ドルの中小企業支援融資プログラム、懸念に対処したうえで3日に開始」
・オアNZ準備銀行総裁
「新たな金融刺激策をとることは可能」
「長期にわたり低金利を継続。様々な政策手段がある」

【経済指標】
・豪・2月小売売上高:前月比+0.5%(予想:+0.4%、1月:-0.3%)
・中・3月財新サービス業PMI:43.0(予想:39.0、2月:26.5)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけて朝方の高値を更新