米コンファレンスボードが発表した3月消費者信頼感指数は120と2月132.6から低下し2017年7月来で最低となった。ただ、予想110.0は上回った。現況は167.7と11月来で最低。期待値は88.2と2016年10月来で最低となった。

事前に発表された米国の3月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は47.8と1月来の低水準となったが予想40を上回った。

消費者信頼感指数やシカゴ購買部協会景気指数(PMI)の悪化に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)による市場安定措置が奏功しひっ迫感が後退したためドルは軟化。ドル・円は108円62銭から108円06銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0960ドル前後で下げ止まった。

[経済指標]
・米・3月シカゴ購買部協会景気指数:47.8(予想:40、2月:49)
・米・3月消費者信頼感指数:120(予想:110.0、2月:132.6←130.7)




<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米3月シカゴPMI/消費者信頼感指数、悪化も予想は上回る