26日の米国市場ではNYダウが1351.62ドル高の22552.17、ナスダック総合指数が413.24pt高の7797.54、シカゴ日経225先物は大阪日中比745円高の19105円といずれも急伸した。27日早朝の為替は1ドル=109円40-50銭(26日大引け時は110.62円付近)。本日の東京市場では、前日の下落相場からの反動高が予想され、日経平均構成比の大きいファーストリテ<9983>などの上昇ほか、米SOX指数の大幅高を受けてキーエンス<6861>や東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、村田製<6981>、TDK<6762>といった電子部品セクターの主力銘柄への買いも期待できよう。一方、昨日逆行高となったNTTドコモ<9437>などは利益確定売りでさえない展開となりそうだ。本日は3月期の権利付き売買最終日だが、ハイテクなど主力セクターの大型株が騰勢を強めれば、中小型株の配当取り商いは目立たない格好となろう。その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたショーボンド<1414>、小林製薬<4967>、メニコン<7780>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:小林製薬やメニコンに注目