2日の東京市場でドル・円はしっかり。朝方の取引で107円38銭まで下げた後、日銀の資金供給に関する談話を好感した日経平均株価が反転し、円売り優勢に。また、上海総合指数の強含みや米株高観測で円は一段安となった。夕方にかけてG7の電話会議への期待感から円売りが再開し、ドルは一時108円58銭まで上昇した。

・ユーロ・円は118円62銭から120円25銭まで値を切り上げた。
・ユーロ・ドルは1.1036ドルから1.1079ドルまで上昇した。

・17時時点:ドル・円108円30-40銭、ユーロ・円112円00-10銭
・日経平均株価:始値20849.79円、高値21593.11円、安値20834.29円、終値21344.08円(前日比201.12円高)

【要人発言】
・ルメール仏財務相
「新型コロナウイルスに伴う経済成長への影響を抑えるため、G7は今週電話会談を行う予定」
・黒田日銀総裁
「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針」
「新型コロナウイルスの感染拡大、市場で不安定な動きが続いている」

【経済指標】
・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資::-3.5%(前年比予想:-2.6%、7-9月期:+7.1%)
・中・2月財新製造業PMI:40.3(予想:46.0、1月:51.1)2%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はしっかり。G7の電話協議に期待感