19日の日経平均は5日ぶりに反発した。上げ幅206.90円は直近4日合計の下げ幅667.41円の3分の1に満たず、自律反発の域を出なかった。ローソク足は上下にヒゲを出し胴体の短い陽線を引き、短期的な売り買いの拮抗状態を窺わせた。ただ、ザラ場高値は下向きの5日線やその下を走る75日線を下回り、下降トレンド継続を示唆している。一目均衡表では終値が雲下限をわずかに上回ったが、遅行線は弱気シグナル発生を継続した。ボリンジャーバンドでは、中心線と-1σで形成するレンジのほぼ中央で引け、売り手優位の形状を保った。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日ぶり反発、陽線も5日線下で推移