12日の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株や中国株の堅調地合いを背景としたリスク選好的な円売りが主導し、朝方の109円77銭から上昇基調に振れた。安全通貨売りの流れでドル買いは縮小し午後はほぼ横ばいで推移したが、夕方にかけて109円92銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は119円97銭まで上昇したが、その後失速し119円82銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0921ドルから1.0902ドルまで弱含んだ。

・17時時点:ドル・円109円80-90銭、ユーロ・円119円90-00銭
・日経平均株価:始値23741.21円、高値23869.73円、安値23693.72円、終値23861.21円(前日比175.23円高)

【金融政策】
・NZ準備銀行:オフィシャル・キャッシュ・レートを1.00%に据え置き

【要人発言】
・オアNZ準備銀行総裁
「家計消費の伸び率が加速する兆しがある」
「新型コロナウイルスの影響は6週間続く見込み」

【経済指標】
・日・1月マネーストックM3:前年比+2.3%(予想:+2.3%、12月:+2.3%)





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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、アジア株高で円売り主導