26日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の894.0ptと続伸した。なお、高値896.0pt、安値は880.0pt、取引高は2318枚。本日のマザーズ先物は、新規材料難のなか中小型株物色が続いて続伸した。前日の海外市場がそろって休場であったことから、本日の東京市場では、手掛かり材料に欠けた。こうした薄商いの中において、個人投資家の関心は引き続きIPO銘柄を中心としたマザーズ市場の中小型株に向かう展開となった。また、為替が1ドル=109円50銭台の円安水準に振れたことで日経平均が100円超値を上げたことなども個人投資家心理の向上に寄与したようだ。こうした中、出遅れ感のあった指数インパクトの大きい銘柄の買い戻しなども一部で続き、そーせい<4565>やメルカリ<
4385>などが上昇した。売買代金上位では、直近IPO銘柄であるスペースマーケット<4487>が11%超と大幅高を演じたほか、マクアケ<4479>やそーせいが上昇した。一方、昨日大幅高となったJTOWER<4485>が6%超下落したほか、サンバイオ<4592>も反落となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況: 3日続伸、中小型株物色が続く