米国株式相場はまちまち。ダウ平均は36.08ドル安の28515.45、ナスダックは7.24ポイント高の8952.88で取引を終了した。クリスマス・イブで午後1時までの短縮取引となった。主要株式指数が過去最高値水準にあることから、利益確定の売りで下落して寄り付いたものの、その後は小幅な値動きでもみ合う展開となった。セクター別では半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が上昇する一方で、資本財や自動車・自動車部品が軟調。

ライドシェアのウーバー(UBER)は、共同創業者で前CEOのカラニック氏が年末で取締役を辞任することが明らかとなり上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はAirPodsプロの品切れが続く中、一部地域でMacやiPadなどクリスマスプレゼントの注文に対して、即日(2時間)無料配送を実施しており小幅上昇。一方で航空機のボーイング(BA)は1月から生産停止予定の737MAX機の部品メーカーに対して、部品の出荷停止を依頼したことが報じられ下落した。

明日はクリスマスの祝日の為、米国株式相場は休場。昨年のクリスマス・イブからの1年間でS&P500指数は37%の上昇となっており、年初来でも30%目前に迫っている。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウ36ドル安、短縮取引で閑散