19日は米NYダウが102.20ドル安の27934.02と下げたが、ナスダック総合指数は20.72pt高の8570.66と小高く、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円安の23245円と小幅安。20日早朝の為替は1ドル=108円50-60銭(19日大引け時点は108.62円付近)。本日の東京市場は、引き続き電子部品株を中心に軟調地合いが優勢となろう。昨日は太陽誘電<6976>が4.9%安、SUMCO<3436>が3.1%安、SMC<6273>が2.9%安などと電子部品や設備投資関連セクターの下げが目立った。本日も円相場の強含みや米SOX指数の下落から押し目買いは鈍りやすく、東エレク<8035>など半導体関連株のほかソニー<6758>、トヨタ<
7203>などがさえない動きを強いられよう。ただ、大勢では物色意欲は引き続き旺盛とみられ、OLC<4661>やリクルートHD<6098>など内需の大型銘柄や昨日買われた武田<4502>など薬品株には買いが向かおう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日清食HD<2897>、東急不HD<3289>、東京ベース<3415>、JSR<4185>、ブリヂストン<5108>、共英製鋼<5440>、住友鉱<5713>、ルネサス<6723>、セイコーHD<8050>、三井住友FG<8316>、三菱UFJリース<8593>、近鉄エクスプレス<9375>、Jパワー<9513>、丹青社<9743>、ニチイ学館<9792>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:東急不HDや三菱UFJリースに注目