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8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円42銭から109円08銭まで下落して109円24銭で引けた。トランプ米大統領が米中関税撤廃に関してはまだ何も合意していないと言及したため、関税撤廃で景気が回復するとの期待が後退し、ドル売りやリスク回避の円買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1038ドルから1.1017ドルまで下落して1.1019ドルで引けた。域内の景気先行き見通しの悪化でユーロ売りが継続。ユーロ・円は、120円74銭から120円22銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.2822ドルから1.2769ドルまで下落。英国の政局不安が引き続きポンド売り材料となった。また、米ムーデイーズが英国格付見通しをネガテイブに変更したため戻りの鈍い展開となった。
ドル・スイスは、0.9956フランから0.9979フランまで上昇した。
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